関西クラフトビールスポット

お茶屋さんとクラフトビールの融合 “家守堂”

2022.12.08

京都府 | 伏見桃山駅 | 桃山御陵前駅 | 中書島駅 |

京阪本線 中書島駅から徒歩10分の位置にあるのが家守堂です。京町家を改装した建物に醸造所とレストランを併設したブリュワリーレストラン。
店舗となっている京町屋は明治時代から続いたお茶屋さんで、そちらの店舗を引き継ぐかたちで営業をされています。

家守堂のある中書島は京都・伏見区にあり、良質な水が豊富なこともあり、古くから酒処としてその名を全国に轟かせています。
ここで作られているビールはすべて伏見の良質な水と、こだわりの原料によって作られています。

そんなビールの中でも特に面白いのが、京都・宇治産の雁ヶ音茶（かりがねちゃ）と柚子の皮を使用した「茶かぶき」というビール。
京都といえばお茶の名産地であるとともに、家守堂が入る京町家がお茶屋さんだったというスピリッツを受け継ぐかのよう。

セゾンスタイルで作られていることと、原料のお茶と柚子の爽やかな風味が相まって、暑いことで知られる京都の夏にぴったりな1杯となっています。

なお家守堂ではハウスビールの飲み比べができるセットも用意されているのでまずはこれを注文し、お気に入りの味を見つけたら大きなグラスで味わうのがオススメ。

ハウスビールは概ね5種類用意されていており、テイスティングセット（1,400円）ではその中から4種類選んで飲むことができます。
1杯120mlと飲みご応えもそこそこあるので、しっかりとオリジナルのビールの味を堪能することができます。

ビールのサイズは2種類。価格はSmallサイズ（200ml）が550円で、Regularサイズ（400ml）で800円の一律価格。
さらにビールチケットも用意されおり、こちらは10枚+1枚サービスの11枚綴りで8,000円です。たくさん飲みたい、何度も通いたいという方はこちらを選択するのがオススメです。

営業時間は朝7時から夜10時まで。朝からビールを楽しめるだけでなく、朝食としてお粥定食を提供してくれています。
料理も京都で採れた食材がふんだんに使われており、ランチメニューにも旬の食材を楽しむことができます。

どの料理も味がよく目にも美しいのでビールではなく、食事目的で立ち寄るのもオススメ。
また、コース料理も用意されているので、趣のある町家で美味しいビールと食事を気の合う仲間と楽しむのもいいでしょう。
もちろん、オリジナルのクラフトビールは飲み放題です。

近くにはゲストハウスも多く、最寄り駅の中書島は特急停車駅のため、京都市内や大阪市内へのアクセスも良好。京都旅行の拠点に伏見を選んでみるのも良いのではないでしょうか。

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