関西ビアハブ – Kansai Beer Hub

コラム

珍しいクラフトビールが鶴見緑地に集結!クラフトビアホリデイ2023に行ってきた

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

10月7、8、9日の三日間にわたり花博記念公園鶴見緑地で、クラフトビアホリデイが開催。コロナ禍だったこともあり前回から4年ぶりとあって、関西に住む多くのクラフトビールファンが集まりました。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

僕が会場に行ったのは初日。この日は期間中、唯一の晴天でぜっこうのビール日和でした。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

オリジナルグラスと飲食チケット

会場に着いたら前売りで購入したグラスと飲食チケットを交換。チケットは1枚でハーフサイズ、2枚でフルサイズと交換でき、またフードの購入にも使用します。
ちなみにこちらのチケット。同行してくれた友人によると「フルよりもハーフのほうがお得。なぜか、どこもハーフより少し多めにいれてくれるような……」とのこと。

もともとハーフで注文するつもありではありました。というのも今回参加のクラフトビールブルワリーは21社あり、提供されるビールも複数種類あるため。
なお、参加ブルワリーは以下のとおりです。


おなじみのブルワリーから関西初上陸のブルワリーまでバラエティに富んだラインナップでした。

やはりこうしたイベントではこれまでに自分が飲んだことのない味と出会うことが一番の楽しみだと思います。
そういうわけで、今回は自分が飲んだことのないものを中心に飲むことに。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

個人的に注目していたのは、富山のKOBO Breweryです。チェコ・プラハ出身のブルワーが手掛けるビールということで、やはり世界一美味しいと言われる「ピルスナー・ウルケル」を想像していたから。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

ということで、1杯目のビールはKOBO Breweryに。ブルワーの方と少し話をして「はじめて飲むなら、この時期しか飲めないFO(U)R CZECHがいい」とオススメされたので素直に注文。

ラガー系のビールは王道でありながら、スッキリと飲みやすくいつまでも舌の上に残る味わい。
また、4種類のチェコ産ホップをたっぷりと使用しているということで、とっても華やかな香りとなっていてビールの美味しさを引き立てていました。

ちなみに、この日にフードで出店していたtorne(トーン)のマスターにKOBOのことを聞いてみると「うちではたまに繋いでるよ」とのこと。
富山にある店舗に行くつもりはあるものの近場で飲めることがわかり、またあの味を楽しめると思うと自然と笑顔がこぼれ落ちました。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

また、ラガー系以外にもレッドエールやダークラガー、さらにIPAとラインナップもとっても充実していました。
そのどれもがクオリティが高く、毎日飲みたくなる味わい。
特にダークラガーはギネスのようなエール系の黒にはない、ラガーの持つ爽やかさを感じる呑み口。

富山の海の幸と合わせると美味しそうなビールばかりでした。…………、やはり現地に行くべきか????

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

KOBO以外で気になっていたのが、長崎県・壱岐島からやってきたISLAND BREWERY。2021年に誕生したブリュワリーで「お魚にあうビール」をコンセプトに造られているとのこと。

まず最初に味わったのは定番のゴールデン・エールです。白麹を使用しているというエールは、すっきりした味わいで白身魚によく合いそうな味でした。
また数量限定という柚子エールも注文したところ、注いでもらっているときから華やかな柚子の香りが広がり、味も柚子のジュースを飲んでるかと錯覚するほどフレッシュな味わい。
けれども甘い味はずっと続くというのではなく、鼻に香りを残しつつ、味わいはスッと消えて料理の邪魔をしない感じでした。

先に紹介したKOBOのビールもそうですが、これも日常的に飲んでもらうことを念頭においていることがわかります。日々の生活の中にクラフトビールが隣にある。そんな感じです。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

クラフトビール好きから高い支持を集めるOutsider Brewingを味わうのもラインナップを見た時からの楽しみの一つでした。

ユニークで繊細な味わいがするビールは、何度か味わったことありますがドラフトで飲むのは本当に久しぶり。
この日はアメリカンIPAのSASQUATCHをいただきました。トロピカルな味わいとホップがガツンとくる感じはアメリカンIPAならではの美味しさ。
アルコール度数は7.5%と少し高めですが、そんなことを意識させないくらいバランスのとれたビールでした。

CRAFT BEER HOLIDAY 2023

飲んだことのないビールや、飲みたかったけど飲む機会が少なかったビールなど、ビールイベントではさまざまなビールを一度で楽しめたり、普段話すことのできないブルワーの方々と話や感謝を伝えたりすることができます。距離感が近いのもビールイベントの良いところではないでしょうか?

行動制限があった時期を過ぎて日常が戻ってきたことで、こうしたイベントも増えてきたことは大変喜ばしいことだと感じています。
これからも一つでも多くのイベントに行けるよう、しっかりと健康を保ちながら足を運ぶようにしていきたいな。

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