関西クラフトビールスポット

銭湯生まれのクラフトビール“上方ビール”

2023.01.16

大阪府 | 淡路駅 |

上方麦酒は阪急淡路駅から徒歩10分の住宅地の中にあります。

昔ながらの銭湯内部をリノベーションし、男湯ではオリジナルのクラフトビールの醸造。
女湯は銭湯の内装そのままに、タップルームとして活用されています。

なんでも醸造所に適した物件を探している際、こちらの銭湯も紹介され『銭湯でビールを造ったら面白いかも』という発想から醸造所に選んだとのこと。
たしかにインパクトが大きく、銭湯でビールを造っていると聞いたら『え、どういうことなの！？』と気になってしまいますね。

営業日時は土日の14時から19時のみ。ラストオーダーは18時30分となっており、祝日営業は土日のどちらかにかかっているときのみ実施されています。

扉を開けるとその日に提供されているビールメニューが貼られており、そこには各ビールの名称と味についてのコメントが書かれています。
珍しいタイプのビールが多いため、どんな味なのかを紹介してくれているととても嬉しいですよね。
メニューの中から好きな銘柄を3つ選んで楽しめる「飲み比べセット」も用意されており、こちらは1200円で楽しめます。

なお、提供されるクラフトビールは日替わりとのことで、その日に繋がれているタップはなになのか？と気になりますし、
営業日も週末の2日間だけなので、その瞬間にしか出会うことのできない味があるかもしれませんよ？

ここのビールはグラスではなく「牛乳瓶」で提供されます。思わず腰に手を当てて一気にグイっといきたくなりますが、アルコール度の高いものも多いため無茶は禁物です。
ちなみに写真に映るアヒルちゃんは銭湯内の桶の中に何羽もおり、ビールと一緒に撮影することができます。景観も相まって、とても映える1枚が撮れるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

お風呂の中にはテーブル代わりの台が置かれています。
訪れた殆どの人が風呂の中に入ってビールを楽しんでいますが、お湯の入っていない浴槽は深く台も不安定なので浅い風呂を選ぶか、
もしくは蛇口前の低い台を椅子代わりにするのがいいかもしれません。

また訪れた日は冬場だったため、ストーブが置かれて風呂内を暖めてくれていました。

また脱衣所にもテーブルやこたつが置かれていて、ここでもビールを楽しむことができます。

またビールを銭湯内で楽しむだけでなく、瓶詰めされた商品も買うことができます。

タップルームでは提供していない味も多くあるので、購入して自宅で色々と楽しむのも一興ではないでしょうか。

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