関西クラフトビールスポット

リーズナブルに有名ビールが楽しめる！住宅街のビール居酒屋“ビール堂”

2023.10.26

大阪府 | 守口駅 | 守口市駅 |

大阪メトロ谷町線の守口駅から歩いて5分の場所に『ビール堂』はあります。住宅地の一角にひっそりと佇む雰囲気は街の隠れ家といった趣です。

店内はテーブルが4つほどのこじんまりとしています。奥にはカウンターがあるものの、僕がお店にいったときには座席は置いてはいませんでした。
時間帯がはやいこともあったため、出していなかったのかもしれません。また、店舗の壁にはおすすめのビールが紹介されていました。

タップで提供されるクラフトビールは常に4種類。キリンのタップマルシェのようです。そのため、定期的に内容は変わるのではないでしょうか。

この日のクラフトビールは「銀河高原エール」「よなよなエール」「金しゃち名古屋赤味噌ラガー」「だいだいエール」の4種類。
写真は飲み比べセット（ビア フライト セット）で価格は820円とかなりリーズナブルです。安く提供しているお店でも1000円くらいはするので、大変驚きました。
お試しセット以外のグラスでの提供でもSmall（200ml）が430円、Regular（300ml）で630円とこちらもお財布に優しい価格設定です。

なによりも驚いたのは、ビールの種類の多さです。タップでの提供は上記に加え、アサヒスーパードライの5種類ではありますが、世界の瓶ビールがかなり種類豊富に用意されていました。
すべてが豊富にあるわけではないので中には欠品しているものもありましたが、それでも十分すぎる品数です。

瓶ビールの価格も非常にリーズナブル！ 一般的なビアバーで頼むと1000円以上はするようなモノであっても、驚くほどの価格設定。
全部がそうとはいいませんが、見た感じでは酒屋やスーパーで販売されている価格にプラス200円～300円くらいな感じ。本当に驚きの連続です。

なお、瓶ビールのなかにもオススメが用意されており、この日のイチオシはメキシコ中部グアナファト州にある「セルベセリア・アジェンデ社」の「アジェンデ・ザ・デッドビール」。

死者の日をイメージしたというビールのデザインは、非常にポップなデザインでこの瓶だけを飾っておきたくなるほど。
アルコール度6.2％のIPAの味わいは柑橘系のアロマが感じられ、苦味とフルーティーさが丁度いいバランス。料理と一緒に味わうのにもってこいな1本でした。

フード類も充実。ビール居酒屋というだけあってバラエティ豊かなビールのアテが揃い、一人でも多人数でも楽しめるものばかり。
ビアバー定番のフィシュアンドチップスや、居酒屋メニューのから揚げ、明太チーズポテトなど。個人的に惹かれたのが写真にもあるプレッツェル。
モチモチとした弾力とすこしの塩気がとても美味しく感じられました。ちなみにこのプレッツェルは店主の手作りとのこと。

もちろんフード類も非常にリーズナブルなので、日常的に使うのにちょうどいいです。

クラフトビール好きが足繁く通うというよりも、日本の4大メーカーとは違うめずらしい海外のビールを楽しみたい。
またはこれから色々なビールを知りたいという人にピッタリなお店だと感じました。

思えば、僕自身もビールにハマっていったのは、クラフトビールを飲んでというよりもギネスやレーベンブロイ、ヒューガルデン・ホワイトといった海外ビールを口にしたから。
そういう意味で広く多くの人が楽しめるお店だと思います。またフラッと海外の有名ビールを味わいにいきたいものです。